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- この度、平成25年8月3日(土)・4日(日)の2日間、ホテルクレメント徳島において、第16回日本地域看護学会学術集会を開催させていただくことになりました。
- 近年、高齢化の進展に伴う生活環境の変化、生活習慣病やメンタルヘルスの問題および災害など、現代社会が抱える問題がより一層深刻になっています。各地の学校や職場、療養や生活の場、そして行政機関で、保健師、助産師、看護師、養護教諭、社会福祉士、事務職員など様々な職種が、これらの状況に真剣に取り組んでいます。また、地域防災組織活動、健康推進員や民生委員、あるいはNPO法人の方々も様々な工夫を凝らし、安全で安心して生活できる地域づくりに取り組まれています。そこで、これらの皆様方の力を共有したいと考え、第16回学術集会のメインテーマを「地域の人々を支える力の共有」としました。本学術集会では、このテーマに沿った講演、シンポジウムに加えて、地域の取り組みを紹介いただく市民公開ポスター、市民公開講座を企画しております。
- 日本地域看護学会のロゴマークの4つの四角は、行政看護・産業看護・学校保健看護・在宅看護を意味しています。地域の人々とともに、質の高い心豊かな生活を維持することができるよう、本学術集会を通して相互に理解を深め、それぞれの領域の力を共有していただければ幸いです。
- 四国での学術集会の開催は10年ぶりです。そして、徳島では初めての開催です。徳島は、県の中央に流れる吉野川(四国三郎)、鳴門海峡、南には太平洋が広がる豊かな自然に恵まれています。また、阿波踊りや四国八十八ヶ所霊場の出発点があり、お遍路さんへの「お接待」などの伝統的な文化が根強く残っています。
- 是非、本学術集会にご参加いただき、活発な発表・討論をしていただくとともに、徳島でくつろいでいただければと思います。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
- 第16回日本地域看護学会学術集会
- 学術集会長 多田 敏子
- 徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部地域看護学分野
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