- 日本地域看護学会第18回学術集会を来る2015（平成27）年8月1日（土）～2日（日）に横浜にて開催させていただくにあたりご挨拶を申し上げます。
- 本学会は、 1997年、地域看護学の学術的発展と教育・普及を図り、人々の健康と福祉に貢献することを目的に金川克子初代理事長（当時東京大学教授）のもとに創立以来歴史を重ね、2014年、一般社団法人となりました。第18回学術集会は、法人格を有する学会として新たな一歩を踏み出す記念すべき大会となります。
- メインテーマは「健康長寿社会に向けた地域看護学のグランドチャレンジ」といたしました。「健康長寿社会」とは、一人ひとりの地域住民が生涯にわたって健やかで心豊かに生活し、老いることの出来る地域社会であります。また「グランドチャレンジ」とは、「挑戦課題」の意で用いています。
- すなわち健康長寿社会の実現にむけてはさまざまな課題があると考えられますが、本学会では、さまざまな領域とも連携し、活発な討議や交流のうえ、英知を結集し、健康長寿社会にむけた意義ある挑戦課題とその展望を見出すことができるよう全力を尽くす所存でございます。
- 具体的には、一般演題を基盤にしつつ、健康長寿社会にかかわる多様で豊かな視座に基づく特別講演、教育講演、シンポジウム、ワークショップ、セミナー等を企画いたしました。また本学会としては初めての試みですが、現任教育の一環として学会前夜のプレセミナーや次世代育成の一環としてスチューデントカフェ等も企画いたしました。
- 会場のパシフィコ横浜は、開国の歴史と国際性にあふれ、多彩な観光の名所旧跡を有する横浜の中心地「みなとみらい」に位置しており、アフターコンベンションもまたその趣を十分にご堪能いただけることと存じます。2015（平成27）年8月、多くの皆様に横浜でお目にかかれますことを事務局一同、心よりお待ち申し上げております。
